前回の日記では思いの外反響があり、
「そんなぶっちゃけて大丈夫?
「何かあった?」
「本書けば?」などなどたくさんコメント
頂き大変光栄に思います。ありがとうございます。


ただ本当に本当にデビューから3年経ったし
グラドル含めると地味に6年経ってますし
私の本名知ってる人多いし大丈夫っしょ!的な
感じでつらつらつら…とスマホ両手に抱えて
サササと書いておりました。


今日(4/17)面接行ったメーカー様が私の日記を
見てくださり「あんなにぶっちゃけるもんだから会うのそわそわしてましたわ( 笑 )もはや、ぶっちゃけ本書きましょうよ( 笑 )」と言われる始末でしたが、大丈夫です。引退はしません。むしろまだまだ作品撮っちゃうよ~~!😋✨
(久しぶりのイメージDVDを撮らせて頂く事になったから楽しみにしててね♡)


と、もうしばらくはまた放置にするであろうこのライブドアブログをまたつらつらと書くほどに成長しました。気づけばTwitterでは書ききれないほどの思いを書くにはライブドアブログ様々ですね!またアプリケーション開きました、葉月美音です。(挨拶遅)




今日はまた思った事あるから、書かせて頂くね。

今日はマネージャーと打ち合わせでメーカー面接して淡々と仕事の話をして、その後談笑してたんだけど、マネージャーのiPadがあったので「見ていい?」と許可とって見てたの。

たまたまうちの事務所の女優ページだったから
仲良い女優友達、先輩女優さん、まだ会ったことのない女優さん……たくさんいた。

むしろ会ったことのない女優さん、9割超じゃないか?!

うちの事務所でさえ、100人以上は確認出来た。
まだ載ってすらいない子だっているであろう。
どこかのサイトや関係者からの情報だと

AV女優の人数は述べ約1万人と言われている。

キムタク並のおい、ちょ、待てよ!と。
プロダクションは何十個もあるからその人数は確かなものだとしても、本当に多いんだなぁと再確認した今日この頃。

その中でもさ、1本でも仕事が決まるとさ、その有り難みって想像以上のものだよね。

ギャラが低かろうが高かろうが全く仕事のないよりかはあった方が有難いに決まっている。

でもそれは売上の問題だったりもするからファンの皆様は応援してる子の為にも貢献してくれると嬉しいな。

有名志向の女優さんたちは特にそう思うから思いがたくさん詰まってるよ。



まず、「目が違う」。

女優ページでもひと目でわかる。
「どうゆう目的でAV女優になったか」が。パブの関係もあるけどね。

だからその100人以上ある女優プロフィールで私は凄く葛藤してしまった。

正直、私も有名志向の1人だけども「自分だけ有名になろう」だなんて思わなくなった。
それはかなり矛盾してるかもしれないんだけどね。

グラビアアイドルの時はまぁ酷かった。
「自分だけ有名になろう!」な考えだから
バラエティー番組出ても「私が!私が!」って前に出ようとしすぎてた。芸人さんだったら勢いあって良いかもしれないんだけど、本当に逆に痛くなっちゃって、空回りして、収録後ではいつも泣いてた。


グラドル時代最後の出演番組Tokyo MX「真夜中のおバカ騒ぎ!」の時だなんて、少し盛った話をしていた。本当の話をネタにはしたものの、有名志向な自分なのにコレといった個性も無く、ただ胸のでかい女の子なだけだった。いじられるのがおいしいはずなのに、いじられては悩んでいた。


でもそれはAVデビューをきっかけに大きく変わっていった。「私が!私が!」と前のめりな私が少しずつ落ち着きを始めた。

その理由にはキカタンになって他の女優さんとの共演作品を初めて撮った時にあった。

まずグラドルのイメージDVDなんて単体が基本だし、一人現場慣れをしていたから他の女優さんと触れ合うことがほとんど無かった私は初めて他の女優さんと共演作品を作った時に、「自分だけが有名になってはいけない、他の女優さんがどんな気持ちでこの業界で働いてるのか、それも考えないといけない」事を学んだ。

だから今となってはユニットや新しい仕事といった他の女優さんと一緒にイベントをしたりして自分だけじゃなくて有名志向の女優さんにはとことんその子たちにも注目してあげてほしい!と閃いた。


人気商売なのは分かっている。

人気にバラつきがあるのも百も承知だが
その女優ページの特に有名志向の女優さんに関してはメーカー面接や打ち合わせなどでは同じ事務所の女の子の名前をどんどん出してあげてピン!と来たものにはオファーしてあげてくださいとお願いしたいなと思った。マネージャーかよ( 笑 )と心の中で思ったけど本当に痛みや苦しみや喜びや楽しみは共通してるものがあるから。


ちょうど今日も面接で「美音ちゃんと他1人の2人作品考えてる」と言われたので何人か名前を挙げさせて頂き、それがきっかけで「私達を知ってくれた!」とwinwinな気持ちになれればそれが一番幸せかな。

※あくまで個人的な考えなのでお節介だと思われるかもしれないけど異論は受け付けないぞ!( 笑 )



なのでプライムエージェンシー(事務所)これからもお世話になりますのでよろしくお願いします。




はて…?…なんのオチだろう?




葉月美音 またもや真面目日記。

女優ページにさ、ジャンル書いてあるんだけど
私のジャンル、「巨乳」「20代」「ギャル」「ロリ」の次に「真面目」を追加ね。マネージャー、お願いします。



また日記書くぞ書くぞ!!!


「【夏川茉奈】にしよっか!良い名前♪サイン書くの上手いね!!」

当時の女性マネージャーとお茶しながら私はAV出演する準備をしていた2013年夏頃。

私の芸名は「夏川茉奈(なつかわまな)」になっていた。

デビュー前日、マネージャーから台本が届く。
(明日AV撮るのか…緊張するな…)
前日は1時間しか寝れなかった。

自己紹介。

「………夏川茉奈です……3サイズは…」

頭が真っ白だった。
(夏川茉奈って誰だろう?私なの?本当に私か?)

元々はAVは好きだったので抵抗はないにしろ
緊張は最大限に達していた。


そしていざ裸になった時……
私の体に異変が起きた。


最悪な事に絡みの前に撮影中止。


約3ヵ月延期になったデビュー作。
(あの時にいた監督、スタッフさん、男優さん
マネージャー…本当に申し訳なかったです。)

ショックで涙が止まらなかったが
事務所の皆さんが体調を気にしてくれていた。
病院にも一緒に行ってくれた。


3ヵ月体調回復が出来るまでアルバイトの許可も出た。
プライベートの時間も有効に使った。


休んでる間はAVに出る前に友達にはカミングアウトした。


「ゆかちゃん、AV出るの?」

「え!ゆかがAV?!マジ?!やば!!」

「どんなゆかでもゆかだもんね!応援してる!」

地元や学生の時の友達の反応は予想通り。

しかし、既に私がAV出演依頼を受け

誰にも言えず悩んでた頃

どっかしらのツテで恩師から連絡が来た。

多分その恩師は友人のヘアメイクさんか業界の方から「次デビューする子グラドルの子みたいよ~ゆかちゃんって子」と教え子(私)の名前を言って慌てて連絡してきたんだと思う。


「本名ですでに活動してたこと、自覚してる?」

その言葉を頂いた時、その時すでに私の名前は夏川茉奈ではなくなっていた。

もう普通のゆかちゃんという女性でしかいなかった。

プライベートの友達はもちろん、事務所の皆さんも本名で私の名前を呼ぶ。もちろん当時から知ってるファンの皆さんも。


それが「夏川茉奈」から「夏川ゆか」という名前に変わった瞬間だった。

変えたのも自分からだった。

あまりにも「ゆか」という名前に愛着がありすぎたのかも知れない。りゃそうだ。生まれ持った名前だから。

その時は何も思わなかったが今思えばほぼ本名でAV出演した方なんて私が聞く限り歴代のAV女優何万人いる中で10人くらいしか聞いたことがない。

そして体調も回復し、夏川ゆかとして2014年4月デビュー。

もし、あの時体調崩さず夏川茉奈としてデビューしていたら私の名前はそのままであったであろう。

幻のAV女優名だなと今でも思う。
3年前の私、自覚がなくて本当に本当に情けなかった。

夏川ゆかの時は本当に楽しかった。
イベントもやらせて頂き、昔からのファンも来てくれて頑張ろうと思った。


millionさんでの契約を続けて行こうとした矢先、やはり本名でのリスクが発生する。




「親バレ」だった。



私は父親がおらず、母親しかいない。
兄弟もいなくて、1人っ子。

「親バレ」と聞くと親に呼び出され
「アンタ!!!何これ!!!今すぐにでも辞めなさい!!!」なイメージだが

私の親の場合は「無言」。
娘だから分かる、最大の怒りだということを。

部屋の片付けをしている時に私が出てた雑誌と新聞が敢えてそのままになっていた。
「分かってますよ」の合図だった。


1人っ子且つ60代の母を持つ私にはその時ふと将来の事を考えてしまった。

AVデビューをきっかけに終わった恋愛、結婚願望、孫…母の為に私は叶えられるのか?
でも…私には恋愛以上に終わらせたくなかったのが

仕事だった。

このまま引退してしまったらただ本名でAV出演してしまった女にしか過ぎない。



私「…名前変えたら認めてくれる?」

母「勝手にしなさい」


この時は事務所の方には本当に本当にご迷惑をかけた。

「夏川ゆかで続ければ良かったのに」
何百回も聞いた、2014年7月。


当時の社長はずっと優しかったというかずっとずっと余裕の表情で私とよく面談してくれた。

「8月に心機一転しようか。8月だから名前は葉月は入れたいんだよね。」

下の名前は何十個も候補があった。
葉月なんちゃら~と当てはめてはしっくり来るか来ないか。


「ゆか、美音(みおん)はどう?歌好きだから合ってるよ!」

社長の一言で新たな芸名が決まった。


それが、今の名前の「葉月美音(はづきみおん)」。


二転三転名前が変わったが、この名前になって本当に良かったと思っている。

専属は離れたが本数も葉月美音という名前が使われた作品は夏川ゆかの4作品を遥かに上回って、もちろん今もこの名前はずっと呼んでいきたいと思っている。








♡、。・:*:・゜`♥*。・:*:・゜`♡、。・:*:・゜`♥


という…3年間での出来事でした。( 笑 )

デビューして3年が経ち、あっという間に4年目になりました、葉月美音です。

もう3年経ったから時効かな?と思ったけど



ぶっちゃけすぎ!!!!( 笑 )



まぁいっか!と思いながらブログを書いてます。

3年前の私は何もかもが優柔不断でした。
だけどAVを辞めるという選択肢だけはなかったから今に至るんだなと感じています。

もちろん幻の夏川茉奈の撮影以来現場バラシはしていませんし、楽しくAV女優やってます。

時には本当に落ち込んでもう無理…だなんて思ったりしたけど翌日になるとあっけらかんとしてます( 笑 )

同期も引退してしまっていないし、女優のお友達も仲良いけど程よい距離感を取ってしまったり(本当はもっと仲良くなりたい…!!)

高倉健さん並の自分不器用ですからをやっちゃってる今日この頃。

まぁ葉月美音になってからはというと
母からは応援してくれるようになりました。

何せ母は日本舞踊をやっていたのもあって
母にも芸名があるんです。( 笑 )
だから本名で芸事をするのがどうも許せなかったと語っていました。

あー、体調壊さなければ夏川茉奈のままでデビューだったのに!と思いますがそれは過ぎ去った事ですし前まではファンレターが実家に届いてたので母も私の芸名は丸わかり( 笑 )
ちなみに母の芸名でも手紙などは家に届くので名前がいくつもある家庭となってます。( 笑 )


♡、。・:*:・゜`♥*。・:*:・゜`♡、。・:*:・゜`♥


長々とぶっちゃけた話を書いて大変恐縮ですが

葉月美音はまだまだ現役として頑張っていきます。

昔から応援してるそこの君!

そろそろゆかちゃんと呼ぶのは辞めましょう( 笑 )

もう3年経ってます!いいんだけど慣れてほしい!( 笑 )










ここまで読んでくれた貴方、大好きだ。


これからも、よろしくお願いします💓



葉月美音




AVの作品全ては
自分の子どもみたいな感覚。

大切で愛おしくて
なくてはならない存在。

わたしの出演作はまだまだ
これからもたくさん増えていきたい。



AV女優 葉月美音 でいられた証だから。



本名の自分は全然内向的でシャイだけど
葉月美音 という人になると

内面からガラリと変わる感覚。

演技はもちろん表情も。


変わりたくてこの世界に入って
想像を超える経験を
何度も体験したけど。


まだまだ葉月美音でいたい。

この世界が好きだから。


仕事は遊びに来る所ではないけれど
あんなにアットホームで
居心地が良いAV業界に
わたしはだんだんとハマっていた。


専属は月1本しか撮影が出来なくて
前の私はただただウズウズしてて。

もっともっとたくさん作品出したい
と思ったわたしは
キカタンになった今
専属の時では出来ない体験と厳しさを

じっくり味わっている。


毎日が自分との勝負。


これからも自分としっかりと
向き合いながら
作品を世に送り出して


AV女優としての証を示していくね。








葉月美音

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